下記は「Cutie Horoscope」のbuild.settingsファイルの中身です。
settings = { iphone = { plist = { MinimumOSVersion="4.0", }, }, android = { versionCode="2", versionName="1.1", installLocation="preferExternal", }, }
まず、iOS向けに「MinimumOSVersion="4.0"」が設定してあります。
これはiTunes Connectにファイルを送信し終えた時に、たまたまBinary Detailsをクリックすると、なんということでしょう「Minimum OS Requirements」が「3.1」に、そして「Supported Architecture」が「armv6, armv7」になっているではありませんか!
「Coronaは4以上で固定ではなかったのかよ〜」と、あわててファイルを削除し、「MinimumOSVersion="4.0"」を加えることによって回避することにしました。実際に最初にUPした設定のファイルをオーガナイザ経由で第1世代のiPod touch(iOS 3.1.3、armv6)の端末にインストールすることが可能でした。(起動はしますが、表示が崩れるとか使えない状態だったので、気付かなかったら、非常に危ないところでした)
Daily Build版を使用しているので、たまたまデグレが起こったのかも知れませんが、今後「MinimumOSVersion」は必ず設定しようと決めました。
次にAndroid向けに「installLocation="preferExternal"」が設定してあります。
これもおかしな現象なのですが、デバッグ・ビルドにおいては、端末にインストールしたアプリはSDカードに移動可能でしたので、デフォルトでそうゆう設定になっているのだろうと思っていたのですが、いざリリースしてみると、SDカードに移動できません。なんでやねん!ってことで、すぐさま修正版をリリースすることに。
※アプリの動作には関係ないですが、アプリのファイル容量が大きいので必ずやっておきたい設定です
まあこんな感じで、Coronaでの初リリースで色々とトラブル?に見舞われました。もしこのトラブルがだれか他の方に起こり「Corona使えねぇよ!クソがっ!」って評価をされていても、しょうがないと思います。実際半分ぐらい私もそう思っています。
※これは評価されるタイミングに用意できてない方が悪いので
あと「versionName="1.1"」ってなってますが、マーケットでの表示は「1.0」のママです。中の人はあまり細かいことには関心がないのかも知れません。
今回は否定的な事も含め、こうゆう現実があることも知っていて欲しいと思い、起こったことを書きました。
しかしながら、Corona SDKが私にとって作りたいと思ったアプリを一番作りやすかった開発環境であることには変わりませんので、この状態が続く限り、Coronaを使っていると思います。
この記事が、同じように躓いたりハマったりすることがあった方に、少しでも役に立てたら嬉しいです。
※人に「ぜひ使うべき」とか「勧めやすい」とは思っていないという意味です
タブレット向けにアプリ作りたいなぁ。
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