2012/06/30

Corona SDKにもNativeExtentionがキター!?

6月はこのネタでブログ書けるなと思っていた申請中のアプリがIn Reviewのまま持ち越しとなってしまって、アプリ・リリースのエントリが書けないので別ネタを滑り込みでw

http://docs.coronalabs.com/native/enterprise/
というページがあるという情報を受け見に行ってみると、やっとCorona SDKを拡張できる仕組みが提供されるみたい。\(^O^)/
(Titanium Mobileでいうところの“Module”、AIRでいうところの“NativeExtention”みたいなものらしい)

そもそも私がCoronaを気に入っている理由はOpenGLベースの描画を使ったアプリをOpenGLの知識無しに比較的簡単に開発できる点にある。
本来Corona SDKは2Dゲーム用のミドルウェアなのでこういった作りなんだけど、ゲーム以外のアプリでも凝ったUIを作ろうとしていくと、結局のところ標準UIの設定をちょっと変えたぐらいでは実現できないという状況になり、ツール系アプリなんだけどOpenGLで作るか?という選択肢も出てきたりするのが実情である。(でもcocos2dにしろ生OpenGLにしろ敷居高いよね)

そんな時Corona SDKのようなツールだったら、画像ベースのパーツを組み合わせて動かすことによって、オリジナルのUIを作り易く速度も遅くない。(デザイン・ガイドラインに沿った上でのオリジナリティか、完全にオリジナルな世界観を持ったUIにするかは別問題なのでここではおいといて(/^^)/)
ただツール系アプリでは、提供されるSDKを利用するという場合も多いので、なかなか悩ましい状況であった。
※もしCorona SDKのようなツールでネイティブ拡張が可能なツールが出てくれば乗り換えてもいいと思っていたw

ここにNativeExtentionの登場である。

まだ動かして試してないし、ざっと見ただけなので勘違いもあるかもしれないが、Luaで書くCoronaのアプリに、自分でObjective-C(iOS)またはJava(Android)で書いたコードを使ったり、開発者向けに提供されているWebサービスや広告のSDKを組み込んだりできるようになるものらしい。

これでCorona SDKがかなり強力なツールになったといえる。
そしてObjective-Cを仕込んどいてよかったと本当に思う。

なんか動かせたらまた記事にします。