2012/01/04

アイコン/スプラッシュ画像の確認にCorona SDKを使う

スマートフォン関連のデザインをやっていると、PCの画面で見ている時と、実際にデバイス上に落とし込んで見ている時の印象の違いに「ほぅ!」って思うことも多々あります。(※イメージと違うわーってことです)

特にアイコンやスプラッシュ画像をデザインする際は、ロゴが潰れてないか、文字が読めるのか、またiPhone/iPad/Androidで画面サイズや画角が異なっているので、それぞれにバランスを調整しつつレイアウトしたりと(単純にリサイズしているだけじゃないんですよー。下記の画像を見比べてみてくださいねw)、気を遣う部分も多いので、必ず実機にインストールした状態での確認が不可欠です。

自作のアプリであれば開発の最終段階あたりで作業するので、実機にインストールしての確認も何ら問題なくできるのですが、アイコン/スプラッシュ画像のデザインのみ依頼を受けた場合等、組み込むアプリが手元にない場合はダミーのアプリを作って確認することになります。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
確認用のダミーアプリには「Corona SDK」が向いているということに気付きました。

私の場合はiPhone/iPad/Androidのダミーアプリをそれぞれ用意し、スプラッシュ画像をスプラッシュとしてではなく、アプリの背景画像として使用することで、じっくり確認できるようにしています。そして、このダミーアプリの画像(複数解像度のアイコンおよびスプラッシュ)を上書き>ビルド>実機転送>確認のサイクルを繰り返してブラッシュアップを行っています。

もう少しメリットを具体的にいうと
コードが短い(さらにファイル一式用意してしまえば、後は画像の差し替えのみ)
アプリ名をビルド時に変えられる(フォルダ名を変えてしまうのでもOK)
IDEに縛られない(自由だし小回り効くし)

といったところでしょうか。
なお実機転送は無料トライアル版でも可能です。



こちらは昨年末、株式会社あゆた様のご依頼で作成したものです。上記以外にもストア/マーケット用の画像も作成させていただきました。ARを使ったおもしろいアプリですので、一度お試しあれ。詳細はリンク先ページにて。

[iPhone,iPad,Android] "Christmas on a table AR" / "机の上のクリスマスAR"

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